2009年 05月 05日
ハレとケ。
僕らは去年引っ越してきたから当然初めての参加。
だんじりを引くのも、そのだんじりの上で娘がタイコをたたくのも、朝から晩まで呑み続けるのも、三地区のだんじりが出会いエキサイトするのも、普段は海を眺めて止まっているオジイが暴れるのも、皆の顔が晴れやかになるのも、つまりマツリ。曇天の空も、潮風も、通学路脇のトウダイ草も今日は祭りだ。
ハレとケが、ごちゃ混ぜになって消えている。
柳田邦夫みたく研究はしないし出来っこないけど、僕らは短い間にとてつもなく大切なものを手放した。いったい何を求めて行くのだろう。伝えたいもの、残したいものは君が知らないくらい君はしっている。
真っ暗な道を何トンもある龍を、堤燈を頼りに全力で引っ張った。
また明日から続く、ケの日が、ケ枯れない様にと自分に言い聞かせながら。
by wacca_farm
| 2009-05-05 23:51
| tatsuya